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「食洗機があればたしかに便利だろうけど、高い値段を出して買うほどのメリットがあるのかな?」

これは食洗機を買う前の筆者の意見。そして食洗機購入後に声を大にして言いたいのは、「食洗機、本気でオススメです! 家事効率の面からしても、ストレス面から考えても購入してよかった!」ということ。

コンパクトなサイズと高い洗浄力に満足

パナソニックのタンク式「スリム食洗機」NP-TSP1

パナソニック 「食器洗い乾燥機 NP-TSP1-W」 84,000円(amazon価格税込)

今回購入した「スリム食洗機 NP-TSP1」は、分岐水栓の取り付けが不要なタンク式です。

また約高さ60cm、幅55cm、奥行き34cmのスリム設計なので、タンク部分が少しはみ出しているものの出窓部分に置くことができてしまいました。

パナソニックの「スリム食洗機」中身

内容量としては合計24点洗うことができる大きさなのですが、食器同士の感覚が非常に近いため、ギリギリまで詰めこむのはパズルみたいでちょっと大変というのが正直なところ。

パナソニックのスリム食洗機

ただ中の水切りかごを数センチ程度手前に引き出すことができるので、食器は入れやすい! ちょっとした工夫にパナソニックの本気を見た気がします。

新しいキッチンなのに分岐水栓非対応だった!?

わが家ではもともと、以前ROOMIEでご紹介した分岐水栓を使用する「スリム食洗機 NP-TSK1」を購入しようと思っていました。でも、業者に依頼したところ分岐水栓非対応だということが判明。昨年リフォームしたばかりの新しいキッチンなのに、まさか分岐水栓非対応とは……ショック。

しかしパナソニックから、分岐水栓を使用しないタンク式「スリム食洗機 NP-TSP1」が同時発売されていたので、急遽そちらを購入にすることに。

「NP-TSP1」はタンク式ですが、実は分岐水栓にも対応している2WAY仕様。わが家のように分岐水栓非対応のご家庭だけでなく、引越しなど暮らしの変化に柔軟に対応させられるので、長く使っていくことができると感じました。

汚れやくすみ、シブまで落ちる

食洗機で洗ったコーヒーサーバーと手洗いのコーヒーサーバー比較

向かって左が手洗いしたもの、右が食洗機で洗ったもの。並べてみると洗浄力の差は歴然。

丁寧な予洗いをせずとも、油汚れ、粘着汚れ、くすみ、茶シブやコーヒーシブまでしっかり落ちます。パナソニック製品は洗浄力が高いことで知られていますが、これは想像以上です!

食洗機で洗ったコーヒーサーバーと手洗いのコーヒーサーバー比較

近くで見てもこの通り。左のコーヒーポットの注ぎ口にはコーヒーシブが残ったまま。

茶シブやコーヒーシブは漂白しないと落ちないと思っていましたが、ある程度なら食洗機で落とせる! 漂白をする手間と時間も減りました

食洗機で洗った食器

油膜でくすんでいたコップも新品みたいにツヤツヤな仕上がり!

タンクへの給水が楽ちん!

食洗機のタンクに給水する様子

タンク式の食洗機は給水がネック。しかし、「NP-TSP1」の給水口は下部にあり、かつ給水口が広いため給水が簡単です。給水口が上部にあったり小さかったりすると給水時に水をこぼしてしまうこともありますが、こちらはそういった心配とは無縁!

わが家では付属の専用カップを使わず蛇口を伸ばしてそのまま給水しています。

満水になると「ピピピ」と3回電子音が鳴り、給水マークが消灯するので専用カップで図らなくても問題ありません。水は約9L入ります。

食洗機の操作

給水後はスタートボタンを押すだけの簡単操作!

シンプルなデザインの、頼れる家電

パナソニックのタンク式「スリム食洗機」NP-TSP1

生活感の出にくいシンプルなデザインも気に入っています。

家事に気を取られていると趣味や家族団欒の時間をもうけることが難しく「時間がいくらあっても足りない」という事態になりがち。

食器洗いにかけていた時間を自由時間として使えるのはとてもありがたいし、個人的には「さっき洗ったばかりなのにもうこんなに溜まっちゃったの!?」とイライラすることがなくなったのも嬉しい点。あぁ、買ってよかった!

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